
日本肢体不自由教育研究大会
(以下、 「研究大会」という。 )
は、昨年
度と同様に一日開催とし、八月九日
(金)
に東京の国立オリンピック
記念青少年総合センターを会場に実施しました。
北は北海道から南は沖縄県の全国より特別支援学校、大学の先生方
一一二名に参加していただきました。前日には、宮崎県沖の大地震が
ありました。多大な被害を受けた方々への心からのお見舞いと、いち
早い復旧をお祈りいたします。大地震の翌日でしたが、九州・四国か
らも予定通り参加されたことは、運営委員一同ほっとしたところです。
開会式の際には、主催者のほか、共催団体を代表して特別支援学校
肢体不自由教育校長会会長
(東京都立光明学園統括校長)
の島添聡殿、 後
援団体を代表して独立行政法人国立特別支援教育総合研究所上席総括
研究員の吉川知夫殿にもごあいさついただきました。本研究会や各学
校の教員に対する激励のお言葉もちょうだいし、大変感激いたしまし
た。
開会式後の基調講演は、文部科学省初等中等教育局視学官
(併)
特
別支援教育課特別支援教育調査官の菅野和彦氏に「特別支援教育にお
ける肢体不自由教育への期待」と題してお話しいただきました。この
基調講演では、国の学校教育と特別支援教育の動向、肢体不自由のあ
る児童生徒の状況と教育の質の担保、自立活動の指導など、最新の情
報と肢体不自由教育の今後への期待を具体的にご教示いただきました。
午後に開催したセミナーでは、昨年度に続いて「自立活動の指導の
カリキュラム ・ マネジメント」 「自立活動の指導の課題設定と評価」の
二つのテーマと、本年度新たに加えた「指導の効果を高める姿勢づく
り」の三つのテーマを取り上げました。いずれのセミナーでも、肢体
不自由教育を含む特別支援教育の最前線で、全国的にご活躍されてお
られる先生方を講師にお願いしました。基調講演や各セミナーの概要
については、次ページ以降の報告をご覧ください。
近年教員には、働き方改革が求められるほどその業務の多忙さが問
題となっております。夏季休業中も校内・校外での悉
しっ
皆研修への参加
や校務分掌の業務の遂行など、多忙な日々を過ごされていることと思
います。また、世間では「コスト ・ パフォーマンスやタイム ・ パフォー
マンス」が求められるようにもなってきています。そうした状況の中、
全国各地より参加された方々の熱心に研修する様子を目の当たりにし、
主催者として大いに力をいただきました。猛暑日の開催でしたが、体
調不良者は一人もおらず、成功裡
り
に研究大会を終了することができま
した。運営委員を代表し、ご参加の皆様方に厚く御礼申し上げます。
研究大会報告
第四十八回日本肢体不自由教育研究大会を終えて
大会会長
西川 公司
(特定非営利活動法人 日本肢体不自由教育研究会理事長)
研究大会報告
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